九州トランポリンケア研究所 / ジュピタートランポリンクラブ / ジュピター レンタルスペース

トランポリンとは

トランポリンの歴史と現状

トランポリンは1930年代にジョージ・ニッセンというアメリカの体操選手が発明したもので、自ら世界を周り普及を図った運動器具であり、スポーツです。サーカスの空中ブランコなどで使われるセーフティネットがそのヒントになったようです。

1940年代になるとアメリカ空軍のパイロットやNASAの宇宙飛行士の訓練に採用され、その後、大学の体操部や民間の遊戯施設で普及が進んでいきました。

アメリカでは1960年代に大ブームを迎えますが、指導員がいない中で勝手に遊ぶ人達の怪我が続出して、一旦下火になります。しかし、指導員育成を始めとするニッセンの努力の結果、2000年のシドニーからオリンピックの正式種目に採用になるまでになりました。

競技トランポリンは体操競技の一種でもあるため、ロシア、中国、アメリカなどと並んで日本も強豪国のひとつです。
今、日本でも各地に民間のクラブや教室がありますが、その数は決して多くはなく、指導者の不足や天井の高い練習場所確保の問題等から、他のスポーツ人口に比べるとまったく普及していないと言わざるを得ないのが現状です。

トランポリンは誰もが、自分の体力に合わせて、
楽しく運動できる万能スポーツ器具です。

「運動神経」は3歳頃から急激に発達し12歳でほ完成する。だから小学生時代が最適な時期。

身体コントロールやリズム感に関わる「中枢統合」能力、いわゆる「運動神経」の習得・習熟にトランポリンは大きな効果があります。だから、小学校時代にトランポリンを経験すると体育が得意になって楽しくなります。運動神経は遺伝が関係する部分はありますが、他方で適切な時期に適切な経験をすれば、後天的に習得し伸ばすことができるものなのです。

トランポリンで、空中での身体の器用な動きをマスターすれば、中学以降の部活等で大活躍。

小学生時代にトランポリンにより中枢統合能力を高めることができれば、中学以降の各種部活動で優位に立つための大きなアドバンテージになります。特に「空中戦の時代」と言われる現代スポーツで頭角を現すためには「中枢統合能力」は必須と言えます。 

トランポリンは器具の力で跳びますので、運動が苦手でも何歳からでも始めることができます。

成人の方にとっては、体幹を強くし、ジョギングより効率的と言われるカロリー消費による痩身効果のあるエクササイズとして、ご自身の体力やペースに合わせた生涯スポーツとして楽しむことができます。また屋内スポーツなので気候・天候に関係なく、定期的に汗をかくことができます。何よりも「空中感覚」を味わえるのが快感であり、跳ぶと誰もが笑顔になるのは、他にないトランポリンならではの楽しさだからです。
 

繰り返し跳ぶだけの単純運動であり、何より楽しいから発達障害児の療育や健康増進に最適。

トランポリンは跳ねるだけの単純運動ですから、マイペースで、好きなように遊ぶことで運動ができます。ですから複雑な動き(=中枢統合)が苦手な発達障害児(者)の療育になり、また体幹の強化や肥満の抑制・防止にもとても効果的です。睡眠障害をお持ちのお子様にも疲労による快眠効果が期待できます。実際、トランポリン教室に行ったことのある障害児をお持ちの親御さんたちのブログには、その効果に多くの喜びの声が上がっています。家族が声がけしたりして楽しむのでファミリーケアとも言われており、トランポリンの話をすることでコミュニケーションが活発になったとも経験談がアップされています。
 

身体障害や脳障害の方達も上下に揺らぐだけで脳に大きな効果があることが知られています。

身体に障害のある方々でも状態に合わせてトランポリンを楽しむことができます。座ったり、寝そべったり、さらにはバランスボールを介したりして、介助者の力で上下に揺らぐだけでも脳幹への刺激となり、何より楽しい感覚を味わうことができます。
 

高齢者の方には「ケアトランポリン」という医療・リハビリ用に開発された家庭用のトランポリンで健康増進。

高齢者や障害者にも手軽に楽しめるトランポリンを、とのジョージ・ニッセン氏の願いで開発された家庭用の手すり付きのトランポリンを使って楽しむことができます。ケアトランポリンは、家庭や施設で、安全で無理のない、そして楽しい健康増進、介護予防運動をすることが可能な医療器具です。脳と体の両方に効くトランポリンは高齢者にこそ楽しんで欲しいものです。

高齢者・障害者向け家庭用トランポリン

サムネイル

↑ 競技選手レベルのトランポリンは見ていて心地よいですね。もちろん、教室ではこんな難しいことはやりませんよ^_^

現代スポーツは空中戦の時代。鍵となるのが「中枢統合」能力!

現代スポーツは、空中での身体コントロール能力が重要な鍵を握っていますが、その能力を支える体幹の強さと、身体の動かしの器用さを培うためにはトランポリンによるトレーニングが最適と言われています。これは中枢統合または感覚統合と呼ばれる能力で、スキャモンの発達・発育曲線でいう「神経型」に該当するものです。

神経系型とは脳や脊髄等の中枢神経や、視覚と中枢神経のリンクが発育することです。これは図にあるように、生後から4、5歳頃までに約80%が成長し、驚くことに、12歳ごろにはほぼ100%近くに達してしまいます。神経系は一度その経路が出来上がれば、大人になってもなかなか消えません。自転車の乗り方を一度覚えると、しばらく乗らなくてもほとんど忘れないことがわかりやすい例です。

ですから、なるべく早くからトレーニングをしないと能力習得が困難になっていきます。この時期に神経回路に刺激を与え、その回路を幾重にも張り巡らせるためにも多種多様な動きの経験が大変重要となります。トランポリンは、跳び上がり、空中で色々な身体の動きを繰り返すことが容易なので、この神経型の成長に大きく役に立ちます。就学前後の児童が安全に1m近くジャンプするというのは他の方法では不可能なことです。

実はリズム感もそのカテゴリーのひとつです。例えばトランポリンによりリズム感が培われ、まったく苦手だった縄跳びがいきなり跳べるようになったり、ピアノ演奏のリズム感があきらかによくなったなどの報告も上がってきています。空中で難易度の高いことをやるというのではなくても、小学生はみんながトランポリンを経験したほうがよいのは間違いありません。

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